トヨタ・アルファードは各モデルにガソリン車、ハイブリッド車の2タイプが登場していて、ガソリン車、ハイブリッド車共に各モデルの中古車が中古車市場で多数販売されています。
ガソリン車より燃費が良いハイブリッド車の中古車は購入を検討している方も多いですが、中古で購入するハイブリッド車はリスクもあって、車両の状態次第では、長期の使用が難しい場合もあります。
今回はアルファードハイブリッド中古車の燃費やリスクについての情報を紹介していきます。
Contents
アルファードハイブリッドは中古で買うと燃費が下がるのか?
アルファードハイブリッドの中古車購入を検討している場合、中古車で買うと新車と比べて燃費性能は落ちるのか、気になりますよね。
中古のハイブリッド車はアルファードに限らず、他の車種でも状態が良ければ新車と中古車で燃費性能は大きく変わらず、中古車でも新車とほぼ同じ燃費性能で走行が可能となっています。
特に停止が少ない高速などなら、アルファードハイブリッドは中古車でもリッターあたり14㎞以上を記録できる可能性もあって、新車と中古車で燃費性能にそれほどの差は生まれないと思われます。
ただし、中古アルファードの使用年数、走行距離が長めで、走行に使われるハイブリッドバッテリーが劣化していた場合、状態が良い中古車と比べて燃費性能が悪化している可能性もあります。
アルファードハイブリッドは中古車で買っても燃費性能が落ちることは低いですが、走行距離が10万㎞に近い車両などはバッテリーが劣化している可能性が高く、燃費性能が悪化している可能性もあるので、中古で買うなら良状態の車両を選んで購入を狙うのがおすすめです。
中古アルファードハイブリッドを買った場合のリスクとは?
アルファードハイブリッドを中古車で買った場合、どのようなリスクがあるのか、気になりますよね。
まず、中古でアルファードハイブリッド車を買った時のリスクとして、故障時の修理費用の高さが大きなリスクになる可能性があります。
中古車は一度使用されている車なので、新車に比べると故障リスクは高く、修理歴ありや使用年数、走行距離が長めの中古車は故障のリスクがかなり高くなります。
ハイブリッド車はハイブリッドバッテリーの消耗、ハイブリッドシステムの故障などが発生した場合、修理費が高くなりやすく、故障リスクが高い中古車を買ってしまうと故障が発生して20万以上の修理費が必要になる可能性もあります。
アルファードハイブリッドに限らず、ハイブリッド車は中古で買った場合、故障リスクの高さが大きな欠点で、故障の可能性を下げたいなら新車を買った方が故障リスクを抑えられます。
また、アルファードハイブリッドを中古で買う場合のリスクとして、車両価格の高さもリスクになる場合があります。
ハイブリッド車はガソリン車と比べると中古車でも本体価格が高く、アルファードの現行モデルなら中古車でも価格が300万を超えている車両が多数あります。
長期間乗る場合はガソリン車とハイブリッド車の価格差をガソリン費用で吸収することも可能ですが、短期間で車を乗り換えることになると価格差の吸収は難しく、本体価格の高さが欠点になってしまいます。
アルファードハイブリッドは中古で買った場合、故障リスクが新車に比べて高いというリスクがあって、短期間しか乗らないなら価格の高さも欠点になる場合があります。
中古アルファードハイブリッドを低リスクで購入するには?
アルファードハイブリッドの中古車購入を考えている場合、中古車でもできる限り低リスクで乗れる車はどのような車なのか、気になりますよね。
中古車は新車に比べると故障リスクが高いですが、状態が良い中古車なら故障リスクは低めなので、購入前に中古車の年式、走行距離、修理歴などをしっかり確認しておくと、故障なく長期間乗れる中古車の購入が期待できます。
最初に年式に関してですが、アルファードに限らず、中古車は年式が新しいほど状態が良い車が多く、故障リスクが低い中古車が欲しい場合は年式が新しい車両を購入するのがおすすめされています。
例えば、アルファード20系ハイブリッドを購入する場合、20系は2008~2015年まで生産されていたモデルなので、2014年、2015年に生産された車両を購入できると古い年式の中古車より故障リスクを抑えられます。
また、年式が新しい車は古い車と比べるとマイナーチェンジ、改良などで車の性能が向上していることも多く、故障リスクを下げながら改良された装備が標準搭載されている可能性も期待できます。
次に走行距離に関してですが、車は走行距離が長いほど各箇所の消耗が激しくなり、走行距離が10万㎞近い車両は故障リスクがかなり高いと言われています。
低価格の中古車の場合、走行距離が10万㎞を超えている車両も多数あって、低リスクの中古車を求める場合は車両の走行距離は故障リスクを下げる重要な要素の1つになります。
故障リスクが低い中古車を求める場合、走行距離は5万㎞以下の中古車を選ぶのがおすすめされていて、長期間乗りたいなら走行距離2~3万㎞で、年式が新しい車を選ぶと中古車のリスクダウンに繋げられます。
そして、中古車の修理歴に関してですが、低リスクの中古車を求める場合、修理歴がない車を選んだほうがいいでしょう。
中古車は一部修理歴がある車も販売されていますが、修理歴ありの車は修理した箇所以外も劣化している可能性があって、修理歴がない車と比べると故障リスクが高くなっています。
低リスク中古車を求める場合は修理歴はない車の方が良く、故障リスクを下げたいなら価格が少し高くなっても修理歴なしの車を選ぶのがおすすめされています。
アルファードハイブリッドは中古車で買う場合、年式が新しく、走行距離が短めで、修理歴がない車を選んだほうが故障リスクが低くなるので、中古車購入を検討しているなら、購入前に年式などをしっかり確認しておくのがいいと思います。
中古アルファードハイブリッドの各モデルの相場はどのぐらい?
アルファードハイブリッドの中古車購入を検討している場合、各モデルの中古車はどのぐらいの価格で売っているのか、気になりますよね。
アルファードは2018年現在までに10系、20系、30系の3モデルが販売されていて、各モデルで中古車の販売価格は大きく違っています。
最初に初代モデルの10系ハイブリッドの中古車相場ですが、10系ハイブリッドの中古車は大体20~150万で販売されていて、100万以下の中古車も多数確認できます。
ただ、10系の中古車は走行距離が10万㎞を超えている車も多く、低価格の車両は前期モデルの年式が古い車がほとんどなので、走行距離5万㎞以下の中古車を狙うなら90万ほどの車両から候補に入りやすくなります。
次に2代目モデルの20系ハイブリッドの相場ですが、20系ハイブリッドの中古車は約160~440万ほどの価格で販売されています。
10系と比べると車両価格はかなり上がっていますが、20系前期モデルなら210万ほどから良状態の中古車を見つけることも可能で、一部にはカーナビなどのオプション品も装着されているのが確認できました。
後期モデルは安ければ200万以下でも中古車は販売されていますが、200万以下の車両は走行距離が10万㎞越えの中古車も多く、走行距離が短めの20系後期の中古車は260万ほどから見つけられます。
そして、現行モデルの30系ハイブリッドの中古車相場ですが、30系ハイブリッドの中古車は約300~1300万で販売されていて、中古車の価格幅がかなり広くなっています。
ただ、1000万を超える中古車はロイヤルラウンジなどのカスタムカーで、30系前期モデルなら400万以下でも良状態の中古車が多数確認できます。
30系後期モデルは中古車で買う場合、価格が410万以上の車両がほとんどで、新車と比べて価格差が20万ほどしかない中古車も多いので、故障リスクを考えるなら中古車より新車で買ったほうが低リスクで乗り続けられます。
アルファードハイブリッドは旧モデルなら100万以下で販売されている中古車もありますが、10系モデルは年式が古く、故障リスクが高くなってしまうので、低リスクの中古車を求めるなら年式が新しい20系モデルの中古車を狙ってみるのもいいと思います。
中古アルファードハイブリッドの燃費、リスクまとめ
引用:https://toyota.jp/alphard/exterior/
アルファードハイブリッドは10系、20系、30系の各モデルが中古車市場で多数販売されていて、中古車での購入を検討している方も多数います。
ただ、中古アルファードハイブリッドは状態が良ければ燃費性能が新車と変わりませんが、状態が悪い中古車はバッテリー劣化で燃費性能が悪化している可能性もあります。
また、アルファードハイブリッドを中古で買った場合、故障した際の修理費用が高くなりやすいリスクがあって、中古車でもガソリン車より本体価格は高く、ハイブリッド車の中古車購入は少しリスキーに感じられます。
しかし、中古車でハイブリッドモデルを購入する場合、年式が新しく、走行距離が短めの中古車を狙えば故障リスクを下げることが可能で、修理歴もなければ長期間の使用も狙えます。
アルファードハイブリッドは10系なら120万以下、20系は280万以下で状態が良い中古車購入も狙えるので、故障リスクが低いアルファードハイブリッドの中古車が欲しい場合には、20系の年式が新しく、走行距離が短めの中古車を狙ってみるのもいいでしょう。
中古アルファードハイブリッドの燃費、故障リスクなどが気になっている方は、今回の記事の内容を参考にしてみてください。
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