本格アウトドアユーザーにも人気のランドクルーザープラド。

アウトドアといえば、車中泊をする機会も多いものです。

ランドクルーザープラドで車中泊するための便利グッズをご紹介します。

ランドクルーザープラドが車中泊に適する点

引用:https://toyota.jp/pages/contents/landcruiserprado/004_p_009/image/exterior/top/carlineup_landcruiserprado_exterior_top_pic_05_03_large.jpg

まずはランドクルーザープラドが、車中泊に適する点はどこなのか。

車中泊をする場合に重要になるのは、車内のスペースと平坦性です。

仮にボディサイズが大きな車であっても、車内の長さが無い、シートが折りたためずに斜めである、などの場合は車中泊が難しいです。

そういった意味では、セダンなどは車中泊には向かない車種と言えます。

ランドクルーザープラドはどうなのでしょう。

車内の広さ

引用:https://toyota.jp/landcruiserprado/grade/tz_g/?padid=ag341_from_prado_grade_tz_g_detail

ランドクルーザープラドの室内スペース

室内長 7人乗り2,520mm

(5人乗り1,825mm)

室内幅 1,565mm
室内高さ 1,240mm

 

車中泊をする場合は、体をまっすぐにのばして横になれる広さがあるかどうかがポイントとなります。

ランドクルーザープラドは室内長であれば7人乗りは2,520mmと、大人が横になって休むには十分な長さがあります。

この場合の室内長とはシートが設置されている部分の長さの事です。

車中泊で使う場合にはシートから荷室にまでかけて使いますから、図を見て分かるようにだいたいホイールベースと同じぐらいの2,800mmは使えると考えられます。

これだけ長いスペースがあれば、平らにすることが出来れば平均的な成人男性でも車中泊するには十分でしょう。

車中泊をするために適している車種と言えます。

シートアレンジ

ランドクルーザープラドで車中泊をする場合は、2列から3列あるシートを倒したりして車中泊を行ないます。

シートアレンジが多く、平らなスペースを作りやすい方が車中泊に適しています。

いくつか例を挙げてみます。

フロントシートリクライニング

運転席か助手席をリクライニングさせて横になる方法です。

シートを倒すだけですので、手軽で簡単に行う事が出来ます。

背もたれは斜めな状態で完全に平らにはならず、長時間の睡眠には不向きですが数時間程度の仮眠をとることはできます。

ランドクルーザープラドのフロントシートは座面と背もたれから風が吹き出るシートベンチレーション機能が付いていますので、エンジンをかけたまま睡眠をとるような時は蒸れをおさえることが出来ます。

セカンド・サードシート前倒し

引用:https://toyota.jp/landcruiserprado/interior/space/?padid=ag341_from_prado_in_space02

簡単に広いスペースを作ることが出来る方法です。

セカンドシートとサードシートをともに前に倒します。

電動格納式サードシート(7人乗り)機能もあるので、シートアレンジは比較的楽に行う事が出来ます。

セカンドシートダブルフォールディング

引用:https://toyota.jp/landcruiserprado/interior/space/?padid=ag341_from_prado_in_space02

セカンドシートの座面を前方に起こして、背もたれを前方に倒す形がダブルフォールディングです。

単に前倒しするよりもシート背面のを角度をおさえて低くすることが出来ます。

荷室との段差も少なく長さも確保できるので、車中泊には一番適しているシートアレンジです。

荷室とシートバックの間には段差や部品の凹凸などが残りますので、マットなどを敷くとより快適に車中泊を行う事が出来ます。

ランドクルーザープラドの車中泊に便利な純正装備

引用:https://toyota.jp/landcruiserprado/interior/comfort/?padid=ag341_from_prado_in_comfort03

車中泊を行う場合はスペースの他にも備わっていると便利な機能があります。

それが電源です。

就寝前に携帯を使用したり、家電製品などを利用する場合に重宝します。

通常グレードはフロント・リヤ・ラゲージの3ケ所にDC12V電源が装備されています。

上級グレードのTZ-Gはフロント・リヤにDC12V、ラゲージにAC100V電源が装備されさらに車中泊に向いた仕様となっています。

引用:https://toyota.jp/landcruiserprado/interior/comfort/?padid=ag341_from_prado_in_comfort03

他にも好きな開度で固定することができる無段階バックドアも全グレードに標準装備です。

車内温度を調節するためにドアを開け閉めするときには役立ちます。

ランドクルーザープラドの車中泊に便利な純正オプション

ランドクルーザープラドでの車中泊に役立ちそうな純正オプションもあります。

エアスリープマット

引用:https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/landcruiserprado/landcruiserprado_acc_201806.pdf

まさに車中泊のために準備されているようなアイテムです。

マットについているバルブを開くだけで自動で9cmの厚さまで自然に膨らみます。

シートや荷室の凹凸を吸収して、寝やすい環境をつくることが出来ます。

サイズ(展開時)長さ195×幅61cmと十分な大きさです。

純正オプションでこのサイズのマットが用意されているという事は、それを敷くスペースがあり車中泊を行う事を前提としている証明です。

日よけ

引用:https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/landcruiserprado/landcruiserprado_acc_201806.pdf

IR(赤外線)カットフィルム

車中泊では日差しによる車内温度の上昇が、睡眠を妨げる要因となります。

赤外線をカットして温度上昇を抑えましょう。

サンシェード

フロントとフロントサイドの窓には、より日差しを遮る専用のサンシェードも用意されています。

車載防災セット

引用:https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/landcruiserprado/landcruiserprado_acc_201806.pdf

災害時に役立つ12のアイテムがリュックに収納されたオプションセットですが、車中泊の時に役に立つものも含まれています。

それがアルミブランケット、携帯トイレ、手回し充電ラジオライト(USBジャック付)、防災ウェットタオル、タオルです。

災害時とは言わず、急な車中泊の時などには使えるアイテムと言えるでしょう。

手回し充電ラジオライトから携帯に充電なども行えます。

クールボックス(TZ-G)

上級グレードのTZ-Gはオプションでコンソールボックスをバッテリーの電力により冷やすクールボックスに変更できます。

走行中に冷やしておいて蓋を開けなければ、ある程度の時間ならば停車後も程よい冷たさを維持できます。

すぐ手が届くところにありドリンクなどを冷やしておくことができて、車中泊では便利です。

携帯トイレ(簡易セット)

引用:https://toyota.jp/pages/contents/request/webcatalog/landcruiserprado/landcruiserprado_acc_201806.pdf

車中泊となると、どうしても必要なものといえばトイレです。

尿意や便意は自然のメカニズムですから我慢することは出来ません。

近くにトイレとして使用できる場所が無い場合などは、簡易トイレが役立ちます。

車中泊便利グッズ(社外品)

車中泊を行うアウトドアユーザーのために、社外品でもさまざまな便利グッズが用意されています。

車種に関係なく共通で使えるものと、ランドクルーザープラド専用のものがあります。

うまく使い分けて快適に車中泊をしましょう。

ベッドキット

引用:https://item.rakuten.co.jp/satomokko-310/10000022/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868

マットを敷いただけでは斜めで寝にくい、床の凹凸が気になる、などという場合は専用のベッドキットを使用しましょう。

車種に合わせて専用に作られていますから、スペースにもぴったりはまります。

平坦で柔らかいまさにベッドのような寝心地を実感することが出来ます。

寝袋

引用:https://item.rakuten.co.jp/lock110/7108351/

マットやベッドを敷いただけでは寒さに対応できません。

必要に応じて寝袋を使用しましょう。

簡易シャワー

引用:https://item.rakuten.co.jp/golgoda/rinse_kit/

車中泊といえど一日の汗や汚れは、きれいに洗い流したいもの。

特に夏場などは就寝前にシャワーを浴びると、快適に眠りにつくことが出来ます。

電動式の物や空気圧を利用した電源不要の物など、多数用意されています。

タンクに水を入れておけば非常時の飲料用などにも使えます。

車の中に常備しておきましょう。

レベルブロック

引用:http://www.campingcar-partscenter.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=047004000008&search=024047&sort=

車中泊を行うために駐車する場所と言うのは、傾いていたり凹凸がある場合も多いです。

車が傾いているとゆっくりと休むことが出来ませんから、乗り上げることで高さの調節ができるレベルブロックなどで車の角度を調節しましょう。

レベルブロックが無いときなどは、軽い傾斜は板に乗り上げるだけでも解消できます。

日曜大工で余った端材を車に積んでおいたり、車中泊をする場所の付近で拾った板でも代用することができます。

ぬかるんでいる場所に敷いて、車を乗り降りする際に靴が汚れないようにするためにも使えます。

以上のようにランドクルーザープラドで車中泊をするためには、さまざまな物が用意されていることが分かりました。

純正グッズから社外便利グッズ、落ちている板まで、上手く活用することにより充実した車中泊ライフがおくれます。

今回ご紹介したランクルは車中泊するにも人気車種ですが、ちょっと高くて手が出せない人もいると思います。

そんな方にも、ランドクルーザープラドの維持費や安くする方法(値引き)!もランクルの情報盛りだくさんなのでおすすめです。

是非、裏技も最大限利用してみてください。

この記事を書いた人

ゴーヤマン
新人のディーラーにそそのかされ、外車に手を出し痛い目(数百万が水の泡・・・)に合うも、プロの中古車を扱う友人に助けられた経験を持つ。ミーハーというわけではないがSUVが好き。いずれはレクサスかベンツに乗ることが目標。沖縄出身ではないがゴーヤも好きで、のび太くん並みの寝付きの良さが特徴。

キャッチ画像引用URL:https://toyota.jp/pages/contents/landcruiserprado/004_p_009/image/exterior/top/carlineup_landcruiserprado_exterior_top_pic_05_03_large.jpg