新型フォレスターが大人気!
2018年7月に待望のフルモデルチェンジを果たしたスバルの5代目の新型フォレスターは、CMで放送されるなどして注目度が高まっていますね。
今回はそんなフォレスターの新型の居住性に着目していきたいと思います。
後部座席の快適さはもちろん荷室はどれぐらいなのか、さらに車中泊の可能性についても触れていきますよ。
Contents
後部座席に注目
車を購入するとき、ドライバーからの視点だと、運転席周りに注目しすぎてしまうかも知れませんが、他の人を乗せる後部座席もとても重要ですよね。
変幻自在の後部座席
少し前の車だと、後部座席ってリクライニングもほぼしないし動かしにくい、ってことよくありますよね。
新型フォレスターはその点が大きく改善されています。
フォレスターの後部座席のシートは6:4分割可倒式リヤシートというものを採用しています。
このシートは、後部座席を前に完全に倒せるだけではなく、普通なら1つにつながっているリヤシートを分割して、それぞれを倒すことができるのです。
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/utility/utility.html
画像では1人分のシートを倒していますね。
それとは逆に2人分のシートを倒したり、リヤシートを全て倒すこともできるのです。
その上、リヤシートの裏に取り付けられたスイッチで簡単にアレンジすることができます。
リヤシートを動かすためにトランクスペースの荷物を動かさなければならないと、いちいち大変ですよね。新型フォレスターなら車内に荷物を残したままでも簡単にシートアレンジができるので嬉しいですね。
今回追加されたのは、前に倒すことのできる機能だけでなく、座っている人のために3段階のリクライニングも用意されています。
このリクライニングは後部座席の快適さの向上にとても役に立つでしょう。
進化した後部座席
フォレスターの新型のリヤシートを見てみると、前の座席と比べるとそれほどでもないのですが、立体的に作られていることがわかります。
先代のフォレスターのリヤシートは、扁平な背もたれがあるだけだったのですが、新型では立体的になり、ホールド感が増しています。
これまでのシートだと車の少しの揺れだけでも、体に伝わる揺れの影響が大きかったのですが、新型のシートではその影響を小さく抑えることができますね。
まだまだある後部座席の快適機能紹介
ここまで後部座席のシートのみに着目して見てきましたが、後部座席の快適な装備は他にもあります。
・シートヒーター
冬の寒い時はエアコンだと少し寒いなと感じたり、エアコンが苦手だったりすると大変ですが、このシートヒーターなら座っているところからじわじわと体を温めてくれます。
TouringとX-BREAKは温度調節ができないのですが、上位グレードのPremiumとAdvanceには3段階の温度調節機能付きとなっています。
・USB電源
スマホやタブレットの充電ができるUSB電源が後部座席のエアコンの下に2つもついています。
車内でモバイルバッテリーを使わずに携帯などの充電ができるので長旅とかでも安心ですね。
・カップホルダー付きアームレスト
カップホルダーが付いたアームレストです。
後部座席の5人乗りをする時に使うシートの背もたれの部分に収納されています。
後部座席は注目してみると相当な工夫が施されていることがわかりますね。実際乗ってみると快適装備のありがたさがもっと明確にわかると思いますので、ぜひ乗って見てください。
荷室はどう?
荷室にも注目して見ましょう。
荷室のスペックをチェック
荷室高 | 884mm |
荷室開口部最大幅 | 1300mm |
荷室フロア幅 | 1100mm |
荷室フロア長(5人乗車) | 908mm |
荷室フロア長(3人乗車) | 1547mm |
メイン容量 | 520L |
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/utility/utility.html
SUVはキャンプなどのアウトドアをするにも適している車であるため、その分荷室も大きくなる傾向があります。
新型フォレスターの荷室の容量520Lは旧型から15L拡大されています。荷室を大きくしてほしいという需要に応える形になっていますね。
これだけあればどんどん詰め込むことができます。
先ほども紹介したように、フォレスターは後部座席を前に倒すことにより、荷室の広さを格段に広げることができます。
長さにして約60cm伸びることになります。
5人乗りの時の荷室だとのせられなかったスキー板のように細長いものものせられるようにもなりますし、後部座席を全て倒すことにより、自転車なんかも安定して収納することもできます。
新型フォレスターの荷室の大きな特徴はとても大きなトランクの口ですね。先代から15cmほども拡大されています。
実際、トランク内の広さや容量では同じスバルのSUV車であるレガシィOUTBACKにかないませんが、開口部幅や荷室高に関しては優っています。
確かに容量が大きければ大きいほど便利なのは間違い無いですが、トランクの口が大きいことによる荷物の出し入れのしやすさもめちゃくちゃありがたいですよ。
便利なオプション『パワーリヤゲート』
車につけるメーカーオプションはフォレスターをもっと便利にしてくれること間違いなしです。
そんな後部座席のメーカーオプションがパワーリヤゲートです。
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/utility/utility.html
開口部分が大きいということは、リヤゲートが大きいということと同じです。荷室の大きい唯一のデメリットと言えるでしょう。
それを解決してくれるのがこのパワーリヤゲートです。
大きなリヤゲートがスイッチ1つで自動開閉。さらに遠隔操作機能付き。
荷物を持っていて大変な時でも楽々開け閉めすることができますよ。
全てのグレードでメーカーオプションとなっていまして、税込で54000円。
使いやすい標準装備たち
使い勝手の標準装備も新型フォレスターの魅了区です。後部座席には
・アクセサリーソケット
・カーゴフック
・カーゴランプ
・サブトランク
・リヤゲートフック
といったものが標準装備になっています。
荷室の本来の使用方法にもちろん便利なのですが、これらの装備は車中泊にもとても活用できます。
車中泊が可能か検証
果たして新型フォレスターでは車中泊できるのか?
アウトドアとかよくする人や遠出して宿代を浮かせたいと思う人にとってはかなり気になることでは無いでしょうか?
結論から言うとフォレスターでの車中泊は可能です。ただし、推奨は1人、可能なのは2人までといったところでしょう。
フロアの幅は先ほどのグラフにあるように1100mmで1人なら寝返りを打つのも問題ないでしょう。2人だと少し窮屈ですが、普通に眠ることは可能ですね。大人1人子供1人とかの組み合わせが現実的と言えます。
長さに関しては、前の座席をいっぱいまで前に出すと、リヤゲートからの長さが180cmほどになるので、十分な長さと言えるでしょう。
もちろん前後の座席の間がありますので、クッションや荷物などを使って隙間を埋める必要がありますよ。
車中泊が可能だってことは理解してもらえたと思いますが、車中泊をする際気をつけなければならないのがトイレや水道です。
車中泊をする場所としてはサービスエリアや道の駅が有力です。
車中泊用のスペースというわけではないので、迷惑をかけないようにやりましょう。
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