プリウスは今や日本を代表する大衆車となっていますが、実際にはハイテクのかたまりです。

そんなプリウスは信頼性の高いトヨタ製ですが、リコールなどのトラブルを生じることもあります。

そんなリコール関連の情報をまとめました

プリウス新型の不安も高まる不具合

引用:https://www.iza.ne.jp/kiji/economy/photos/160118/ecn16011816390020-p4.html

プリウスを販売するトヨタ自動車は、2018年の10月5日付けでリコールを発表しています。

不具合のある部分はハイブリッドシステムで、異常の判定時の制御プログラムに問題があることから、リコールを決めました。

具体的な問題としては、急加速時などの走行中に昇圧回路の素子に損傷が発生した場合、本来ならフェイルセーフに移行すべきですが、それができなくなるというものです。

結果的に、警告灯が点灯してハイブリッドシステムが停止してしまう、走行不能に陥ることになります。

対象の車両は、2009年の3月23日から2014年の11月12日の間に販売されたプリウスで、その数は約125万台です。

同様の不具合のリコールは実は過去にも2度発生していて、1度目は2014年の2月、2度目は2015年の7月となっています。

今のところ、この不具合による事故は発生していませんが、何度も繰り返しリコールを発表していることから、2019年に登場予定のプリウス新型の不安が懸念されます。

今回は、第3世代のプリウスとプリウスαが対象ですから、2015年から販売されている第4世代は対象外です。

引用:https://kakakumag.com/car/?id=12535

しかし、度々不具合が発生しているので、次に登場すると予想されるプリウス新型に対する不安が高まるのも当然です。

トヨタは今回のリコール対応において、対象の全車両の制御ソフトを対策仕様に修正することと、制御ソフトの修正後に素子の損傷が発生した場合の対応を発表済みです。

万が一素子が破損しても、DC-ACインバータの電力変換器のモジュールを無償で交換してもらえますから、安心してリコール対応が受けられるでしょう。

何度も不具合が明らかになると不安になるものですが、その点トヨタは発表や対応が早く、ドライバーを納得させてくれます。

プリウス新型においては、同じような不具合が繰り返し発生しないように、根本的な対策が求められます。

ハイブリッド車は、構造的に複雑なシステムを必要とするので、不具合が発生しやすいのは仕方がないですが、再発しないように改善して欲しいところです。

 

プリウス新型発火の恐れとリコール情報について

引用:https://minkara.carview.co.jp/userid/985301/blog/31824798/

ハイブリッドカーといえばトヨタを思い浮かべる人が多いことでしょう。

初代プリウスを世に送り出してから約20年が経過しようとしていますが、他社と比べてもハイブリッドシステムの技術においては一歩先を行っており、プリウス新型ではついにJC08モード燃費で40km/Lを超えています。

プリウス新型は車としての完成度も高く、プラットフォームを新しくしたことで乗り心地や走行安定性が抜群によくなりました。

ところでそんなプリウス新型ですが、火災の恐れがあるということで、トヨタ社は国土交通省にリコールを届け出ています。

対象となる車両は、2015年6月から2018年5月の間に日本で生産されたもので、プリウス新型PHVや同じハイブリッドシステムを持つC-HRも同様にリコールの対象車となっています。

これらの該当車は全世界で約102万台、日本国内だけでも55万3870台が該当します。

引用:http://blog.livedoor.jp/jo6ehm/archives/55517689.html

火災の恐れがあるということですが、具体的にはどのような不具合があるのか調べてみると、不具合が見つかったのは、エンジンルーム内にあるワイヤーハーネスと呼ばれる部分です。

一部保護カバーがない部分があるのですが、その被覆が周辺パーツにあたって破損し、そこから発熱や焼損する可能性があるとのことです。

また怖いのは被覆の過熱により、周囲にあるプラスチック部品などを通じて発火する可能性もあることです。

最悪の場合は出火してクルマが炎上してしまう恐れもあります。

これに対する対策方法は、リコール車両のワイヤーハーネス部分を検査したあと、被覆に損傷がなければ保護材を追加します。

またもし被覆が損傷している場合は保護材を追加した新品に交換するということです。これにより出火の心配もなくなります。

ちなみに、もしご自身の車が対象かどうかわからなくて不安と言う方は、車検証に記載されている車台番号をトヨタのリコール情報サイトに入力してみれば、すぐに結果がわかるでしょう。

 

プリウス新型のリコール対応をチェック

引用:http://www.news24.jp/articles/2014/02/12/07245640.html

トヨタはプリウス新型のリコールを発表しています。

世界中で100万台以上がそのリコール対象となります。

トヨタに限らず、販売されている自動車は設計、製造上の不具合が見つかった場合にはリコールをしなければならないと決められていますが、設計時に簡単に予想できなかった不具合が大半です。

具体的なリコールの内容と対応はつぎのようになります。

内部に使われている配線が、走行中の振動による摩擦によって被覆が破れてしまう欠陥です。

配線を固定した位置がずれていると、配線の被覆が破れて火花が出る場合があります。

最悪は車両火災となるのです。

もちろん、すでに販売から数年経過している車もたくさんありますから、すべての車が火災になるわけではありません。

しかし、そのリスクを過小評価することはできませんから、リコール対応となりました。

車のリコールの場合は、所有者がトヨタの販売店に持ち込んで、リコール対象部分をチェックしてもらわなければなりません。

自分の車が対象となっているかを確認することが大切です。

引用:https://carassess.info/buy-prius-2577.html

具体的な対応としては、問題となっている配線部分の状況を確認し、被覆に問題がなければ、その上から保護材を取り付けることになります。

また、被覆に傷がついていたり、破れていたりする場合は、新品と交換後保護材を取り付けると説明されています。

自動車は走行する場所によって、振動が大きい場合もありますが、動いている以上、振動がない状況はありえません。

エンジンから火を噴くなどの状況になると、大災害の可能性があります。

早めの対応をおすすめします。ディーラーに持って行けば、確認の時間は長くありませんが、多くの車がチェックしようとすると待ち時間がかかることになります。電話で事前に予約をしてから、点検してもらいましょう。
リコール対象の部位だけではなく、合わせて6か月点検などをしてもらうと、無駄な時間を減らすことができます。

車がなければ困ると考えるなら、プリウス新型の情報をチェックしておくことが大切です。

プリウス新型リコールをまとめてみました

引用:http://tsuruko.diary.to/archives/11970686.html

どれほど高性能で品質の良いクルマでも、不具合が生じることがあります。

それは明らかに製造段階におけるミス出会った場合には、メーカーはリコールすることが義務付けられています。

リコールの対象となった修理に関しては、無料で行ってくれるので、できるだけ早くディーラーに行って修理する必要があります。

プリウス新型のリコール情報についてまとめてみると、最近では2015年6月から2018年5月の間に日本で生産されたプリウス新型及びPHVにおいて、エンジンルーム内にあるワイヤーハーネス部分に不具合が見つかり、リコールを9月5日に届け出ています。

ワイヤーハーネスの保護カバーがない部分の被覆が周辺パーツに触れて破れてしまう可能性があり、最悪のケースでは発熱によって発火の危険があるということです。周囲にはプラスチック部品などが色々とあるので、そこから発火する可能性があるようです。プリウス新型のエンジンルームから出火したら大変な事態が想定されます。爆発炎上ともなれば、命の危険にも関わるわけですから、早急な修理が求められます。

引用:https://minkara.carview.co.jp/userid/713830/car/2251684/4566235/note.aspx

また同じハイブリッドシステムを採用しているC-HRもリコール対象車種となっており、日本国内では合計55万3870台が対象となっています。

ディーラーに持ち込めば、リコール車両に対してワイヤーハーネス部分を検査し、「被覆に損傷がないものは保護材を追加、被覆が損傷しているものは保護材を追加した新品と交換する」などの対処が施されることになります。

なお、旧型のプリウスも最近になってリコール対象となる不具合が発覚することもあるので注意が必要です。

ちなみに2009年3月23日~2014年11月12日に製造された124万9662台に対して、ハイブリッドシステムの異常判定時の制御プログラムが不適切であることがわかり、高負荷走行中などにハイブリッドシステムがストップしてしまい走行不能となる恐れがあるようです。


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この記事を書いた人

マーサ
神奈川在住・定年を過ぎ時間をもて余しています。たまのドライブには湘南・箱根エリアを乗りまわしています。