2018年8月に日本に復帰した新型CR-V。
約2年振りの国内復帰となり非常に話題となりました。
今回国内で販売されたのは既に海外で発売されている5代目CR-Vを日本仕様にアレンジしたモデルとなっており、4代目と様々な変更点がありました。
では、4代目と比較し5代目CR-Vはどの様に変更されているのでしょうか?
4代目CR-Vと5代目CR-Vの違いを見ていきましょう。
Contents
4代目と5代目の違は?
8月に国内復帰した新型CR-Vと4代目の相違点を見ていきましょう。
4代目との違いは以下の通りです。
・デザインや内装の変更
・ハイブリッドモデルの追加
・3列シート7人乗りモデルの追加
・ホンダセンシングが標準装備
では変更点をそれぞれ詳細に見ていきましょう。
デザインの変更点は?
まずはデザインの違いを見ていきましょう。
上が4代目CR-V、下が5代目CR-Vとなっています。
かなりデザインが変化していますよね。
最も変更されているのはフロントフェイスではないでしょうか?
4代目に対して5代目CR-VはSUVらしい重厚なデザインとなっていますが、それと同時にシャープな印象も受け、モダンなデザインとなっているのではないでしょうか?
また、フォグランプの形状も球形から長方形型に変更され、スタイリッシュな印象を与えてくれますよね。
ボディ全体は少し丸みを帯びた流線的なデザインに仕上がっており、クーペスタイルを取り込むことで大ヒットとなったヴェゼルのデザインを踏襲している様に感じます。
新型CR-Vのコンセプトである「モダン ファンクショナル ダイナミック」を忠実に再現しているデザインへと変更されているように感じます。
内装の変更点は?
4代目と5代目ではインパネ部分がかなり変化しています。
パッと見て大きく変更しているのは5代目にはウッドパーツが使用され、高級感のある演出がされている事ですね。
新型CR-Vは50代をターゲットとしている事もありこの様な仕様となっているのではないでしょうか?
ガソリン車ではシフトノブにインパネ式が採用されている点は変更されていませんが、ハイブリッド車にはレクトリックギアセレクターという先進装備が使用されており、より近未来的な印象を与える内装となっています。
次にメーターを見てみましょう!
メーターは4代目ではアナログ式、5代目はデジタル式となっており、全く別物に変更されています。
スピードメーターやタコメーターがアナログ式の方が好みだったという方にとってはやや残念な変更ですね。
シートはどうなっているでしょうか?
最も目立つ変更は5代目CR-Vではシート色にブラウンを選択できるようになった点ではないでしょうか?
上級グレードのマスターピースのみ選択可能ですが、オシャレに新型CR-Vを使いたい方にはこの仕様変更は嬉しい限りですよね。
また、ブラックも選ぶことができますので、シックに落ち着いて使用したい人も安心して新型CR-Vを購入することができます。
ハイブリッド車の追加
5代目にはCR-Vとして初のハイブリッド車が追加されました。
採用されているハイブリッドシステムはSPORT HYBRID i-MMDとなっており、3.0ℓ並みの加速性能が再現されています。
加速性能だけでなく低燃費も実現されており、ミドルサイズSUVというボディサイズの車ではかなり優秀な燃費性能となっています。
加速性能と低燃費の両立は街中でのストップ&ゴーにはうってつけですので、新型CR-Vハイブリッド車は市街地での運転に非常に適した車となっていますね。
また、新型CR-Vはホンダ車として初となるSPORT HYBRID i-MMDとリアルタイムAWDの組み合わせが実現されました。
この組み合わせによる走行性能はかなり高く、雪道などの悪路でも問題なく進んでいけると非常に好評のようです。
5代目CR-Vは加速性能と低燃費、さらには優れた走行性能も有している車となっています。
3列シート7人乗りモデルの追加
ハイブリッド車同様、新型CR-Vには3列シートモデルが追加されています。
ミドルサイズSUVの3列シートモデルは最近のトレンドとなりつつありますので、これを機に新型CR-Vでもこのモデルを追加してきたようですね。
ミニバンなどのファミリーカーを探しているが、可能ならSUVに乗りたいというお父さんには非常に需要が高い存在だと思います。
ただし、現在ミドルサイズSUVの3列目シートは広さに難があり成人男性が座るには不向きとなっており、長時間の使用は小さなお子様など人を選んでしまうようです。
その為、3列目シートはおまけ程度に考えていたほうが良いという意見もあります。
もし、お子様がまだ小さい家庭には3列シートモデルは適していると思いますが、高校生など大きな場合には不向きとなっている可能性が高いです。
ファミリーカーとして新型CR-Vの購入を考えている方は自分の家族構成が3列目シートモデルに適しているのか見極める必要がありそうですね。
ホンダセンシングが標準装備
新型CR-Vは標準装備が非常に充実した車となっており、様々な装備が実装されています。
その中にはホンダが誇る安全運転支援システムであるホンダセンシングも含まれています。
ホンダセンシングは最近では標準装備となっている車種が多いですが、少し前まではグレードによって装備の有無が決まっていました。
CR-Vの兄弟機に当たるヴェゼルも2018年2月に行われたマイナーチェンジによって標準装備となったばかりでしたよね。
しかし、8月に国内復帰した新型CR-Vはヴェゼル同様、ホンダセンシングが標準装備となっておりどのグレードでも安先生が高い車に仕上がっています。
安全性だけでなく、便利な機能も多いホンダセンシングが全車標準装備となっているのは非常にありがたいですね!
新型CR-Vの変更点についてまとめると
今回は4代目CR-Vと5代目CR-Vの変更点について調べてみました。
日本に復帰したCR-Vはフルモデルチェンジ後の5代目を日本使用にアレンジしたモデルとなっています。
その為、4代目とは色々な相違点があり、まとめると以下のようになっています。
・デザインが変更
・メーターがアナログからデジタルに
・ウッドパーツが使用され高級感がある
・ブラウンのシート色が選択可能
・ハイブリッド車が追加
・ホンダ車初のi-MMD×AWDの組み合わせ
・3列シート7人乗りモデルが追加
・全車ホンダセンシングを採用
様々な話題を伴って日本に復帰した新型CR-Vはたくさんの変更点があり、より素晴らしいSUVとなって帰ってきました。
その事を現すように、ガソリン車発売後の10月18日時点で6,403台もの受注が入り、当初ホンダが目標にしていた月の販売台数1,200台を大きく上回る結果となっています。
発売前は「価格が高すぎて売れないのでは?」と言われていたCR-Vですが、この結果は多くの人が価格以上の価値を新型CR-Vに見出したためですよね!
ハイブリッド車が発売され、さらなる活躍が期待される新型CR-V。
今後どの様な噂が聞けるのか非常に楽しみですね!