発売されてからミドルクラスのSUVとして大人気のマツダCX-5ですが運転のしやすさが気になる方も多いのではないでしょうか。
今回はCX-5の運転しやすさを中心に安全装備についても検証してみたいと思います。
マツダCX-5は運転しやすいのか?
引用:https://gazoo.com/news/r314939.html
SUVは車高が高く実際のサイズよりも大きく見えます。
クルマ自体を始めてみると大きすぎて自分には持て余すのではないかと思う方も多いかもしれません。
CX-5は大柄に見えますが、全長は4540mmど実際にはそれほど大柄とはいえないサイズになっています。
寸法的にはトヨタのプリウスくらいですから持て余す事はないでしょう。
ただし、全幅は1840mmとやや広く注意が必要かもしれません。
引用:https://gazoo.com/news/r314939.html
都内の狭い駐車場やコインパーキングではドアが開かなくといった場面もあるでしょう。
同じ理由で小回りが効くとも言い切れず狭い地域では持て余してしまう可能性も否定できませんから、どうしてもCX-5に乗りたい時は駐車場を中心とした周囲の環境をよくチェックしておきましょう。
一方でSUVは車高が高い分見晴らしがよく、運転中の視界はかなりとりやすいです。
装備されているバックモニターなどの安全確認装置がありますからそれらを上手く活用すれば女性でも乗りこなす事が出来ます。
乗り降り性は車高が高いとは言っても大人の乗り降りには支障はありませんがご年配のかたや小さなお子様はよじ登る様になる場合がありますから注意が必要です。
少し前のSUVはカーブを曲がる事が苦手でした。
4WDとして不整地走行に重きをおいた作りで重心が高く、曲がりにくいセッティングになっていたからです。
しかし、CX-5においてはそのような心配は無用で峠道であってもステアリングを切れば滑るように曲がっていきます。
ラインアップにあるガソリン車は車重がやや軽い事から軽快な身のこなしが可能です。
街乗りに使用するなら2.0Lでも十分で、もう少し余裕が欲しければ2.5Lエンジン,2.5Lガソリンターボと必要とするパワーによって様々なエンジンが用意されていますから予算に合わせて選択すれば良いのではないでしょうか。
ディーゼルエンジンはCX-5の最大の売りです。
引用:https://gazoo.com/news/r314939.html
太いトルクで上り坂もグイグイ登り、大排気量ガソリンエンジンと同様のパフォーマンスを発揮する事ができます。
いずれにせよ、やや大柄であるものの運転しやすさは折り紙つきでお好みに合わせたラインアップの中から選択すればベストでしょう。
マツダCX-5の安全はどうなのか?自動ブレーキの効きは?
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/driving/skyactiv-vd/?link_id=sbnv
ここまではマツダCX-5の運転しやすさについてお知らせさせて頂きました。
ここではCX-5の安全装備や自動ブレーキについて検証してみたいと思います。
先進的な安全装備が充実しているCX-5ですがその内容をご紹介します。
全車に標準装備されているのがセーフティ・サポートカーS」の「ワイド」に該当するための技術です。
アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポートは歩行者などを検知して、ブレーキの自動制御で衝突の被害を軽減します。
前方車両や歩行者等をカメラで検知し(対車両:約4~80km/h走行時、対歩行者:約10~80km/h走行時)、コントロールされたブレーキシステムが衝突を避けることに成功させます。
また、夜間の歩行者をより速く発見させる機能の向上を図りました。
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/driving/skyactiv-vd/?link_id=sbnv
AT誤発進抑制制御[前進時]は約10km/h以下での徐行前進や停車時は、カメラやフロントの超音波センサーで前方向の歩行者や衝突物を感知、アクセルの操作ミスなどによる誤発進・急加速を抑制します。
スマート・シティ・ブレーキ・サポートは約2~8km/h以下で後退時に、超音波センサーで障害物をとらえ、衝突の危険性を判断。ブレーキを自動制御し衝突の被害を軽減します。
AT誤発進抑制制御[後退時]は約10km/h以下での低速で後退走行している時、後ろ方向に衝突可能性物質が存在している時、アクセルが一定以上踏み込まれた場合に、警報と同時にエンジン出力を抑えて急発進を抑制します。
スマート・ブレーキ・サポートは約15km/h以上で走行中、カメラとミリ波レーダーで前方を走行している車を感知して、衝突の危険がある時は音や表示で警告してブレーキをかけ、衝突時の被害軽減や衝突の回避をサポートします。
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロールはミリ波レーダーで先行車との速度差や車間距離を計測してエンジンとブレーキをコントロールし、設定した車間距離を保つよう自動で車速を調整するシステム。0km/hから高速域まで追従走行できます。
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/driving/skyactiv-vd/?link_id=sbnv
追従走行中に前を走行中の車両がが停止するとこちらもスロー走行を経てしてストップし、前の車が発進するまで停止しています。
発進する時は自らののアクセルを踏み、前を走る車の速度に合わせて自動で加速します。
また停車時、前の車が発進したことをドライバーに知らせる機能も装備されていますから万全ですね。
これだけの先進的な安全装備を標準装備していますから安心してロングドライブにも出かけられるでしょう。
マツダCX-5の横滑り防止機能の性能を知りたい!
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense2/?link_id=sbnv
ここまではマツダCX-5の運転しやすさや安全装備についてお知らせさせて頂きました。
ここではCX-5の横滑り防止装置について検証してみたいと思います。
安全装備は充実していることはこれまでの検証で確認できました。
走行性能を図る中で駆動輪を制御している部分はどうなっているのでしょうか。
マツダのこだわりである走りへの歓びは人馬一体という表現からの進化で歩んでいます。
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense2/?link_id=sbnv
進化させたシステムの名称はマツダスカイアクティブビークルダイナミクスと呼びエンジン、トランスミッション、ボディ、シャシーなどのスカイアクティブ テクノロジーの個々のユニットを統合的に制御し、最適化することによって、人馬一体の走行性能をさらに高める新世代車両運動制御技術の総称で、その第一弾がG-ベクタリング コントロール プラスです。
G-ベクタリング コントロールではドライバーがステアリング操作を行う量に応じてエンジンの駆動力を制御し今まで別個に考えられていた前後方向並びに横方向の加速度を総合力で制御することができ、すべてのタイヤへの重心を最適化して車両の駆動を効率的に行う技術です。
タイヤの設置の状態により、ドライバーがコントロールしやすくなって無駄なステアリングの修正操作を少なくすることが可能になりました。
これによりドライバーは思い通りの走行ラインをトレースできるようになりクルマとのより一層の一体感という物を通し、運転者の技術向上にまで役立てることができるのです。
長距離を移動する時などは疲労の蓄積が最小限ですみ、同乗者にかかる重力の低減作用もあって乗り心地が良くなるといった効果も実現されています。
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense2/?link_id=sbnv
G-ベクタリング コントロールからさらにプラスされたブレーキ制御で車両をより安定させるヨーモーメント制御が追加され、カーブを曲がる時のステアリングを戻す操作で外側の駆動輪を僅かにブレーキ操作させることでクルマを直進状態に戻すための自重移動を行い安定性を向上させています。
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/feature/safety/i-activsense2/?link_id=sbnv
危険を避けるとともに高速道路の急な車線変更や降雪時などの滑りやすいシーンにおいてもドライバーがコントロールしやすく安全性の高い状態を保つことができます。
すぐれた空力性能や静粛性に包まれてドライバーの黒子である安全システムの進化は普段は意識していなくとも快適な高速道路などのドライブに一役買っているのですね。
マツダCX-5の安全性や自動ブレーキについてはこちらにも記事があります!