プリウスα G’sのカスタムについて紹介します。

そもそもプリウスαに「G’s」というグレードがあるのはご存知でしょうか?

プリウスα G’sの正式名称は「S ツーリングセレクション・G’s」です。

残念ながらプリウスα G’sは現在販売されておりません。

ただし、プリウスαのG’sはトヨタの「スポーツコンバージョングレード」として今なお人気のグレードです。

それだけに今でも欲しい!という人は結構多いんですよね。

今回はそんなプリウスα G’sをさらにかっこよくできるカスタムの方法について紹介していきますね!

プリウスα G’sのカスタム前の標準装備を解説?これでこの相場!?

まずは、プリウスα G’sの標準装備について確認してみましょう。

実は他のノーマルグレードと比べてもこんなにカスタムがされているんですよね!

ベースグレード S ツーリングセレクション(5人乗り/7人乗り)
G‘s専用装備
  • アルミホイール(ハイグロスブラック塗装+切削光輝、タイヤサイズ225/45R18)
  • チューニングサスペンション
  • 剛性アップパーツ・空力パーツ
  • フロントバンパー&ラジエーターグリル(ダークメッキ加飾/黒艶塗装)
  • LEDイルミネーションビーム
  • マフラー(大径バッフル/サウンドチューニング)
  • 本革巻き4本スポークステアリングホイール(ディンプル+シルバーステッチ)
  • パワースイッチ(レッド/G’sロゴ付)
  • フロントスポーティシート(G’sエンブレム付)
  • センターレジスター&センタークラスター&ドアスイッチベース(ラメ入りピアノブラック塗装)
  • 助手席側インストルメントパネル(シルバ-ダブルステッチ+クロームメッキモール+G‘sロゴ付きメッキレバー)
  • センターメーター(専用初期画面+タコメーター)

まず内装では専用のスポーティシートがフロント席に装備される一方で、ブラックを基調としたクールな内装にピアノブラック塗装やメッキ加飾などのアクセントを加えることで見事にスポーティさと上質さを融合し表現されています。

また至る所に「G’s」ロゴやエンブレムがちりばめられ、G’sオーナーの所有欲求を満たしてくれます。

外装でも専用のバンパーとラジエータグリルが装備され並々ならぬ雰囲気を醸し出しております。

走りの点においては「意のままに操れるハンドリング性能を追及した」とトヨタが特にこだわっています。

実はプリウスα G’sはトヨタ社内の特別テストドライバーによる度重なる走り込みとセッティングによりチューニングされています。

その証拠として専用サスペンション+18インチG‘s専用ホイールが装備され、そして極めつけは量産ワゴン車では異例の床下(車両下側)への剛性アップパーツまでもが装備されています!

これだけの装備を与えられている事にトヨタの「G’s」に対する熱意がハンパではない事が伺えます!

この標準装備の充実ぶりを見ればたとえ新車が購入できないにしても何とか中古でもいいから欲しくなるものですよね。

そこで中古車市場でのプリウスα G’sの価格相場を確認してみました!

その結果がこちらです!

5人乗り 189~308万円
7人乗り 243~310.5万円

当時の新車価格の5人乗り 329.2万、7人乗り 349.7万円でも十分元が取れるようにも見えますが、現在は中古とはいえかなり安く手に入るというわけですね!

ただし、プリウスα G’sの中古車市場の台数は非常に少ないです。

超大手の中古車販売店でも5人乗りが39台、7人乗りではなんと6台と確かにかなり少ないんですよね!(2019年1月現在)

ですので、プリウスαのG’sが中古でもいいから欲しい!ということでしたら売り切れる前に確実に確保しておきたいですよね!!

プリウスα G’sはカスタム向きのクルマ?


いきなり結論から言ってしまいますが、プリウスαは間違いなくカスタム向きの車両です!

プリウスαは「メーカーによるスポーツコンバージョン」という事で、一見すると手の加えようが無いと思えてしまいがちです。

しかし、実はそんなことはないんです!

例えば、プリウスα G’sの車高は標準的なプリウスαより15mm程車高が低くされています。

これはG’sにチューニングサスペンションが装着されているためです。

つまりこれを使えば標準で装着されているホイールを自分好みの物に変更することができました。これだけでも非常にまとまり感があるカスタム車両にできますよね!

実はプリウスα G’sというグレードはとても画期的なグレードではなんですよね!

そのままの「G’s」仕様として乗っても良し、自分好みにカスタムしてもなお良しと、非常に柔軟にカスタムを受け入れてくれる車両です!

プリウスα G’sはカスタム心をくすぐる一台であることは間違いありませんね!

プリウスα G’sをさらにスポーティで上質な走りを求める人におススメのカスタムパーツ!


通常のプリウスαよりスポーティな装いで、峠道も安定感たっぷりに、まるでちょっとしたホットハッチか何かを操るようにスイスイと気持ちよく走っていくプリウスα G’s。

家族旅行でも「単なる運転手」ではなくて、「自分も運転を楽しめる」という特徴があります

しかし、人間って本当に贅沢ですよね、素の走りがよくなると、次はさらなる走りや乗り心地の上質さを求めはじめるんです。

こういう場合の解決方法としては、やはり補強するのが王道ですね。

まだ補強されてないところを補強する。車体剛性が高いクルマって安心できます。車内が震えなくて。

では、どんな補強をすればいいのでしょう?車体に「つっかえ棒」をするんです。

まず、効果絶大なものとしては、「COXボディダンパー」があげられます。

これは、「つっかえ棒にダンパーという油圧ばねのようなものを仕込んで、ボディ剛性の強化と振動の吸収を一緒に行なって、上質な乗り心地とステアリング操作に対するレスポンスをより正確にする」という優れものです。

ちなみにフロント側とリア側セットに1個ずつつけることができます。。

とはいえ…、これ残念ながら…5人乗り専用なんです。ですので必然的に3列シートのオーナーさんは諦めなければいけません。

また、値段も定価97,200円(工賃除く)と財布には優しくないです。なので、これは、お金に余裕があり、2列シートで十分なオーナーさん用と言うことになります。

ちなみにどうしても3列シートで実現させようとするならどうすればよいでしょうか?

実は似た機能を持つ、他の製品で代用することでこちらの問題はすべて解決します。パンがなければケーキを食べればいいというマリー・アントワネット理論ですね。(断じて違う)

その他にも例えばクルマのフロントのボディ部分の強化については「プリウスα ストラットタワーバー」という方法で実現しています。

「プリウスα ストラットタワーバー」で検索してみると・・・ボンネットの中に取り付ける「つっかえ棒」みたいな金属の棒が出てくるかと思います。

このストラットタワーバーを取り付けることにより、ボディの剛性が増し、ハンドルを切った時に入力した力が逃げずにスッと反応するようになるわけです。

ちなみにこのストラットタワーバー、気になるお値段ですが、例えばメジャーなクスコ製ですと通常のストラットタワーバーは定価15,000円、ワンランク上の素材を使ったハイブリッドストラットタワーバーでも定価18,000円です(双方とも工賃除く)。

さすがに「タネも仕掛けもない金属の棒」だけに「タネと仕掛けがちゃんとある」COXボディダンパーのような効果は期待できませんが、そして3列シートに対応しているのはありがたいです。

これで、クルマのフロント部分の剛性は高まりました。次によりボディの振動を抑えるためにリア部分の剛性を高めたいところです。

筆者のおすすめは、「フロントドアとリアドアにTRDのドアスタビライザーを取り付ける」というものです。お値段は1セットで定価15,000円(工賃除く)くらいです。フロントドアとリアドア分で2セットでも3万円。(工賃除く)安い!

本当にドアの中に小さな金具をつけるだけなんですが、ボディ横からリアドア(かなり後部ですよね!)にかけての剛性がアップします。

このストラットタワーバーとドアスタビライザーの組み合わせは、合計約5万円とコスパ高いです。

さらに上質な乗り心地と走りを是非とも体感してみたいですよね!!

それでは最後までご覧いただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

エフ5
エスティマが生産終了するという噂を聞いて、本格的にプリウスαの新型に組み込まれるのでは?と密かな期待をしています。
あのたまご型の車体は個人的にはかなり好きなのでなくなってしまうのは惜しいですよね…。