トヨタのアクアはコンパクトカーの中でも取り分け、人気のある車になります。
コンパクトなだけではなく、使い勝手の良さと同時に、乗りやすい走りも追求されています。
そして、何と言っても燃費の良さがこの車のグッドポイントになります。
そんなアクアの燃費の良さはどれくらいのポテンシャルを持っているのでしょうか。
早速見てみましょう!
Contents
トヨタアクアの燃費はどうなのか!?
引用:https://toyota.jp/
アクアの燃費は一体どれくらいの数値なのでしょうか。
先延ばしせずに結論から言いますと、メーカーが公表しているのは、
34.4km/L(Lグレードは38.0km/L)
と非常に高いエネルギー効率を行い、高い燃費性能を出しております。
というのもトヨタはハイブリッド構造で世界中に衝撃を与えたメーカーでもあります。
なので、トヨタにはハイブリットシステムである、ナレッジがたくさんあり、また車の販売を通して、技術の向上もしているので、どんどんと燃費の性能も上がっているわけです。
コンパクトカーだからこそ高い燃費性能
引用:https://toyota.jp/
コンパクトカ一の強みであるのは、言葉の通りコンパクトであることです。
ミニマムであることはまず車がライトウェイになるので、燃費が良くなりますし、オーバーにエンジンや部品を積む必要がありませんので、必要最低限の耐久力と性能で充分なわけです。
また技術の発展により、軽量かつ丈夫なパーツを生み出せるようになったので、このような燃費の良さを実現可能になりました。
もともとコンパクトカーは燃費のアヴェレージ線が高いので、ハイブリッド機構を積んでいなくても燃費は良いのですが、そこにハイブリットシステムを搭載することは逆にバッテリーなどがウェイトハンデとなりやすいので、車重が増してしまうので、燃費が悪くなってしまうことがあります。
しかし、そこは先ほども述べたようにトヨタはハイブリットシステムを常に研究、そして開発をしておりますので、年々性能がアップしております。
軽くて丈夫なパーツなどが実用的に使えるようになり、そして、向上しているハイブリットシステムがうまい具合にミックスされ、アクアのような高い燃費を実現することができているのです。
グレ一ドによる差がほとんどない
引用:https://toyota.jp/
またLグレードを除き、アクアには多彩なグレ一ドが用意されています。
車を使用するシ一ンやライフスタイルに合わせた車を選ぶことができ、日本の車らしい、可愛らいしい者からかっこいいものまで揃えているのがこのアクアです。
しかしグレ一ドによっては車のウェイトが変わってしまうので、燃費に影響が出るようにも見えますが、アクアはそんなことはなく、全てのグレ一ドにおいて同じ34.4km/Lを実現しております。
アクアには車高を高くした、クロスオ一バ一モデルがあるのですが、車高を高くするとCd値(空気抵抗)が上がるので、燃費が悪くなってしまうのですが、見事にそれらをクリアし、ほぼ全てのグレードで同じ燃費を実現しました。
トヨタアクアの実燃費と燃費確認した情報を紹介
引用:http://surf2575.blog47.fc2.com/
続いて、アクアの燃費を確認できるペ一ジソースについて見ていきましょう。
またあらかじめ述べておきますが、燃費の情報はサイトによって差がありますので、正確な燃費の情報を表記することは難しいので、アベレ一ジの燃費の表記をします。
トヨタオフィシャルページ
引用:https://toyota.jp/
一番確実なのはトヨタのホ一ムペ一ジになります。
メ一カ一が出している燃費の情報なので、ある意味一番確実な情報を知ることができます。
トヨタが出しているアクアの燃費は次のようになっています。
引用:https://toyota.jp/
先ほども述べましたが、アクアの燃費は34.4km/Lと非常に高い燃費を出しています。
しかし、メ一カ一が出している燃費のモ一ドはJC08モ一ドと言って、実燃費とは少々乖離のある表記になります。
JC08モ一ドは測定台に車を載せて、燃費の計測を行いますので、実際に車をテストランさせて計測するわけではありません。
一応、測定台のダイナモにCd値などのロードファクト(負荷)を掛けますが、実際に車を走らせているわけではありませんので、日常的に車を使う燃費とは離れしまうのが現実です。
そこで最近では、WLTCモ一ドというのが義務化され、今後の燃費表記はJC08モ一ドからWLTCモ一ドになります。
このWLTCモ一ドはグロ一バル基準の燃費表記で、車を日常的に使った燃費に非常に近いモ一ドになるので、実際に車を買い、乗った時との燃費の差に混乱をなくすことができます。
JC08モードの見方としては、「七掛け〜八掛け」で実燃費になると言われています。
なので、アクアの燃費は33.4km/Lですが、七掛けしますと、約23.4km/Lになります。
みんカラ
引用:https://www.pexels.com/
このサイトは車ユ一ザ一の方々が、情報をシェアするサイトとなっており、車のSNSに近いサイトとなっております。
恐らく、ここのサイトが一番実燃費に近い表記が載せられている情報ソースとなっております。
ここのサイトをベ一スにアクアのアベレージの燃費を見てみますと、
街乗り:20〜25km/L
高速:26〜30km/L
と、20~30km/Lの間となっています。
アクアのエンジンは1.5Lのエンジンなので、上記の数値ほどの燃費であれば、非常に優秀な燃費ではないでしょうか。
実際に身近な人で乗っている人に聞く
引用:http://car-good.com/
こちらは少々例外的ですが、実際のアクアの燃費を知るには、身近な人がアクアを乗っていれば聞くのも一つの情報ソースになります。
今回の記事には反映されてはいませんが、身近な人に聞けばどのような車の乗り方をしているのか、またアクアには燃費のアベレ一ジが表記されるので、そちらを参考にしても燃費を知ることができます。
やはり身近な人に乗っている人がいるのであれば、一次情報に触れることができますから、ある意味一番信憑性のある情報に触れることができます。
トヨタアクアの燃費はどの程度向上していっている?
引用:https://toyota.jp/
アクアは2011年デビューの車で、デビュー当時は全グレード35.4km/Lという燃費でした。
そこから7年で現在のモデルは33.4km/Lと落ちていますが、Lグレードは38.0km/Lと高い数値です。
なので、実質的には2.7km/L伸びているということになります。
たった2km/Lと思うかもしれませんが、車の燃費をあげるには少しでも軽量化などを行わなければいけません。
例えば車はライトウェイにすればするほど、軽くと強固なパーツを使うことがマストになっていきます。
そうなると今の車であれば、アルミやカーボンといったパーツになってきますが、これらはコストが高いためポピュラーカーでは非現実的になってしまいます。
引用:https://minkara.carview.co.jp/
またバッテリーもかなりの重さになりますから、小型で軽く、チャージがしっかりとできるバッテリーとなると高い技術力が必要になりますから、コンパクトカーにそれらをオンボードさせるのは難しいも問題でもあります。
運転の仕方で燃費は伸ばすことができる
引用:https://toyota.jp/
車の性能は年々上がっていますが、それと同時にドライバーの運転の質を上げることも非常に重要になってきます。
例えば普段から「急」のつく動作が多い人は高い燃費性能を発揮することはできませんし、エコカーだからと言ってアクセルたくさん踏み込むのは本末転倒と言えます。
またはアクアの車自体の制御で燃費を伸ばすことが出来ます。
引用:https://toyota.jp/
アクアにはドライブモ一ドを変更できるスイッチがあり、特に役に立つのはエコモ一ドになります。
EVモ一ドは短距離でありますが、モーターだけで走ることができるモ一ドで、住宅街を静かに走りたい時に非常に便利な機能です。もちろんこの間はエンジンは動かないので、ガソリンを使わずに走ることが出来ます。
エコモ一ドはアクセルの効きが緩やかになったり、エアコンの効きがマイルドになったりと極力ガソリンを使わないような働きになります。
このような機能を有効に使うだけでも、燃費を伸ばすことが出来ます。
またアクアは小型ながらパワーはありますから、少しのアクセルの踏みでも気持ちよく加速してくれます。
なので、車を丁寧に前に動かすイメージでアクセルオンすれば、車はスーッと前に進んでくれますから、そのような心がけも大事になっていきます。
また時間に余裕を持つことも大事になり、普段の生活の延長線上に燃費の良し悪しがあったりするので、車の性能ばかりに囚われることなく、自分自身の改善で燃費の向上をしてみてはいかがでしょうか。
トヨタアクアの燃費や実燃費についてはこちらでもまとめています。