新型CR-Vを選ぶうえで悩むのがグレードではないでしょうか?
新型CR-Vのグレードは「EX」「EX マスターピース」の2種類となっていますが、具体的に何がどう違うのか知りたいところですよね。
価格差が大きいので、装備内容などにほとんど差がないなら安い方を選びたいところです。
そこで、今回は新型CR-Vのグレードについて解説していきます。
Contents
価格の違い
新型CR-Vのマスターピースと他グレード(EX)の違いを知るために、最初は価格を比較します。
価格比較リスト
グレード | 価格 |
ガソリン EX | 〈FF/5人乗り〉3,230,280円 |
〈4WD/5人乗り〉3,446,280円 | |
〈FF/7人乗り〉3,421,440円 | |
〈4WD/7人乗り〉3,637,440円 | |
ガソリン EX・マスターピース | 〈FF/5人乗り〉3,591,000円 |
〈4WD/5人乗り〉3,807,000円 | |
〈FF/7人乗り〉3,814,560円 | |
〈4WD/7人乗り〉4,030,560円 | |
HYBRID EX | 〈FF/5人乗り〉3,784,320円 |
〈4WD/5人乗り〉4,000,320円 | |
HYBRID EX マスターピース | 〈FF/5人乗り〉4,145,040円 |
〈4WD/5人乗り〉4,361,040円 |
マスターピースと他グレードの価格差は、36~39万円程度。
エクステリア
次に、エクステリアを比較してみましょう。
EX
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/styling/design/
マスターピース
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/styling/design/
いかがでしょうか?
「全く一緒じゃん?」と思ったかもしれませんが、よくよく見ると一箇所だけ違う部分があります。
それは、ルーフレール装備の有無です。
EXではルーフレールは標準装備になっておらず、マスターピースでは標準装備となっています。
ルーフレールは必要?
ルーフレールがあれば、車体に傷をつけずにスキーキャリアなどを取り付けることができます。
もちろん、取り外しも容易になります。
たくさん荷物を積むときには欠かせない装備です。
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/equipment/masterpiece/
近年、ファッション的な意味合いでルーフレールを取り付ける方も多いです。ルーフレールの付いた車の雰囲気がすきということで、特に使わないけど装備としてつけるようです。
逆に言えば、エクステリアの違いはこの部分しかありません。ほかは全く同じです。
また、少人数でアウトドアやスキーに行くなら、シートアレンジで車内に荷物を乗せることは十分可能ですし、EXでもルーフレールはオプションで付けることは可能です。
エクステリアに関しては、EXでも順分満足できるでしょう。
快適・安全装備は?
次は快適・安全装備の違いを比較します。
新型CR-Vは、どのグレードを選んでも標準装備がかなり充実しています。
オプションをつける必要もないくらいに装備は豊富です。
しかし、それでもマスターピースと他グレードでは快適・安全装備に違いがあります。
以下は、マスターピースにだけ標準装備となっているものです。
- 電動パノラミックサンルーフ
- ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
電動パノラミックサンルーフ
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/equipment/masterpiece/
スイッチを操作すると天井部分がスライドしてサンルーフを使用できます。
電動パノラミックサンルーフは、マスターピース専用装備となっています。
チルトアップサンルーフとスライディングサンルーフ両方の機能を備えています。
チルトアップサンルーフは、サンルーフの後方部分だけ上にあがり開閉となり、換気する際に最適です。
一方のスライディングサンルーフは、車体の上部をスライドさせて開閉するタイプで見た目がスタイリッシュです。
サンルーフがあるのとないのでは室内の開放感が全然違ってきます。
高級感も演出できるので、まさに上級グレードであるマスターピースにふさわしい装備と言えるでしょう。
実際、サンルーフを装備した方たちの口コミを見る限りでは「特に付ける必要はなかった」「殆ど使ってない」といった意見が大多数を占めていました。
確かに、サンルーフはなければないで特段困るものではないというのが正直な意見です。
また、サンルーフは故障すると修理代で10万円近い修理費がかかることもあります。
ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/equipment/masterpiece/
ハンズフリーアクセスパワーテールゲートとは、手を使わずにバックドアを開閉できる装備です。
車のキーを携帯している状態で、リアバンパーの下に足をスッと入れると、自動でバックドアが開閉します。
両手に荷物を持っているときなどに役立つ装備です。
更に、スイッチ操作で開閉途中で止めたり、高さを設定することもできます。
アウトドアなどで荷物をたくさん持っていく場合には、重宝しそうな機能ですね。
逆に言えば、そういったシーンがほとんどないなら、特に必要性を感じない装備でもあります。
インテリア
インテリア(内装)の違いについて見ていきましょう。
インテリアで異なるのは、次の2つです。
- 助手席4ウェイパワーシート
- 本革シート
助手席4ウェイパワーシート
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/equipment/masterpiece/
電気モーターでシート位置を調整することができます。
新型CR-Vでは、運転席にのみ標準装備となっています。
しかし、マスターピースなら助手席にもこの装備をつけることが可能です。
ただし、運転席は8方向に調整可能ですが、助手席側は4方向のみとなっているのがやや残念な部分です。
本革シート
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/equipment/masterpiece/
新型CR-VのEXグレードのシート素材は、ファブリックのみとなります。
しかし、マスターピースでは、本革シートが標準装備となっています。
シートが本革になるだけで、インテリアの質感は格段に向上しますよね。
高級感が、段違いになるのは間違いありません。
さらに、本革シートの色は、ブラックとブランの2色から選択できます。
シックな雰囲気がお好みな方にはブラック、おしゃれなインテリアにしたい方には、ブラウンといったように好みに併せて選べるのは嬉しいですね。
新型CR-Vはガソリンとハイブリッドどちらを選ぶ?
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/styling/design/
新型CR-Vはガソリンとハイブリッドと2種類準備されています。
このどちらを選ぶかという点も迷うポイントになります。
それぞれの特徴をまとめました。
走行性能
走行性能に関しては、ガソリン車は運転しやすいのが魅力です。
逆に、不満に感じる点は加速性能がイマイチだということです。
特に高速や登坂ではパワー不足を感じてしまうレベルです。
一方、ハイブリッド車の走行性能はパワフルな走りを楽しめます。
3Lエンジン並みの加速があるわけですから、当然ですね。
ただし、車重がガソリン車よりも100kg近く重くなるので、その分コーナーリング性能は悪くなります。
燃費性能
燃費性能は、ハイブリッド車が断然有利です。
ガソリン車の燃費は15.8km/L、ハイブリッド車の燃費は25.8km/Lと10km/Lもハイブリッドが上回っています。
装備
最後に装備面ですが、ハイブリッドにしか付いていない装備がいくつかあります。
- エキパイフィニッシャー
- 本皮巻きセレクトバー
- フロアボード
- 車両接近通報装置
- アクティブサウンドコントロール
- エレクトリックギアセレクター
- 電動サーボブレーキシステム
- 低減セレクター
価格にしてハイブリッドには5万円~7万円程度の装備が付いてきます。
ほとんどハイブリッド専用の装備ですが、特段必要性の感じないものばかりです。
ハイブリッド車には価格差以上の価値はあまり感じられません。
初期費用が安いガソリン車でも十分なのではないかと思いますね。
新型CR-VマスターピースとEXの違いまとめ
新型CR-Vのマスターピースと他グレード(EX)を比較しました。
価格については、マスターピースがEXよりも36~39万円ほど高くなりました。
エクステリアでは、ルーフレールが標準装備されていました。
また、本革シートが標準装備されている上に、電動パノラミックサンルーフや助手席4ウェイパワーシートも装備可能になっています。。
EXでも装備は十分ですが、インテリアの質感や快適性にもこだわりたいというのであればマスターピース一択となるでしょう。
この装備の違いであの価格差は、お得といえるのではないでしょうか。
ベーシックなグレードEXも良いですが、どうせなら高級感も得られる最上級グレードマスターピースを検討してみてはどうでしょうか。